簡易型カプセル充填機　MCF-100V

簡易型カプセル充填機MCF-100Vの特徴

• 「カプセルセット→分離→充填→結合」の各工程の作業性を高め、
  100カプセルを約3分で充填できます。
• 生産量の少ない製品の充填には最適の充填機です。
  全自動機の残留製剤に使用することで、集率の向上や別ロット製剤の混入防止も可能です。
• 充填量かさ上げ機能・充填調整プレートを使用すれば充填量の調整が可能です。
  充填増量プレート(オプション)を使用すれば、通常使用時より多く充填することができます。 充填調整プレート(オプション)は充填量を任意に調整することができます。 また、充填調整プレートには2顆粒充填・二重盲試験用等への応用例もあります。

【1.カプセル充填手順】　MCF-100V

1.　カプセルのセッティング

カプセルを方向規制して充填機に供給します。(100カプセル)

1.方向規制プレートの溝にカプセルをセット(50カプセル)

2.A孔を充填機のセンターピンにセット

3.スライド部を左に押すとカプセルがボディ側から落下し、充填機に供給されます。

※1～3の作業をB孔側で行い、残りの50カプセルを供給します。

特色：方向規制プレートは約200gの超軽量で連続作業も楽に行えます。

2.カプセルの分離

充填機にセットされたカプセルをボディとキャップに分離します。

4.透明プレートをキャッププレートの上にセットします。

5.バキュームのスイッチを入れるとカプセルが分離します。

6.キャッププレートを外すと、ボディのみ本体に残ります。

特色：バキュームによる分離のため作業が簡単です。

　　　カプセルを押えないため変形や分離不良が起こりません。

3.粉末の充填

分離したカプセルに粉末を充填します。粉を詰める工程です。

7.粉末トレイをセットし充填物をカプセルに充填します。

8.タンピングプレートで充填物を押し固め、再度充填します。

9.粉末をすり切り一杯まで充填します。

4.カプセルの結合

充填完了したカプセルにキャップを結合します。

10. 本体ごと、結合架台上に乗せる。

11.本体を上から押し付けカプセルをロックします。

12.キャッププレートを外して充填完了。

特色：センターピンで位置決めするのでささくれが出ません。

　　　結合ピンはストッパ付きで押しすぎによるつぶれもありません。

よりわかりやすく、動画もご覧ください。

【2.オプション機能】MCF-100V

【1.充填調整プレート】（オプション部品）

≪充填量を任意の容量に調整できます。≫

あらかじめ容量調節をしたプレートに粉末を充填してから、MCF-100Vにセットしてカプセルに投入します。

※容量の調整は孔深さの変更で行います。

※対応サイズ：0号～5号カプセル

※2顆粒充填への応用も可能です。

充填量（ml）（下表の充填量は目安です）